平成31年2月25日(月)、東京農大伊勢原農場で日本ビオトーク協会による「第40回ホタル水路づくり研修会」が開催され、雨岳自然の会メンバー11名が参加させていただきました。
伊勢原農場の真ん中に栗原川が流れています。その川にもともと生息していたホタルが住める環境を作ろうという試みです。
日本ビオトープ協会会長の櫻井淳氏の熱いお話と、立川周二先生のデーターに基づくお話で、メンバー一同興味深く講義を聴くことができました。
自然再生推進法という法律ができていたことや、里山の重要性、生物多様性や動物の種の多さに改めて勉強をさせていただきました。
講座の後、清流の流れる栗原川へ。直線に作られていた護岸にホタルが住みつけるよう湾曲させて植物を植えたり、幼虫が住みやすいよう柔らかい土の部分を設けたりとしていました。
川の中には、いろいろな生物がいました。ホタルの幼虫の餌になるというカワニナもたくさんいました。
アブラハヤがたくさん泳いでいました。水生昆虫もたくさん。網で2、3回すくってみただけで、「ギンヤンマ、オニヤンマ、サナエトンボ、カワトンボ、ハグロトンボ、ヘビトンボのヤゴ」等が見られました。生き字引の立川先生に教えていただきました。
河原の石を裏返せば、ものすごくたくさんの生物がいることがよくわかりました。壊してしまうのは簡単ですが、再生させるのは地道な努力と時間と意識が大事だと痛感しました。
参加者 雨岳自然の会11名 日本ビオトープ関係者・農大関係者8名
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