平成29年9月23日土曜日、早朝は雨でした。8時ごろには大山の中腹に、不思議な色の霞がかかっていました。
今日から、農大の秋期カレッジ講座がスタートします。
今季期の受講生は9名。過去に本講座の受講生が7名いらっしゃいました。
午前中の講座は、西村光男先生による「日本ミツバチの養蜂と贈り物」
雨岳文庫の離れで、座学講習です。
実地講習は、雨岳文庫邸内の日本ミツバチの巣箱観察をしながら生態についてお話を伺いました。
巣内の様子が見て取れました。
今期も、ご当主ご夫妻のご好意により “雨岳ランチ” をご馳走になりました。お赤飯、お彼岸のお中日には必ず炊くそうです。
ホクホクのじゃがいもと手作りの味噌で作ったお味噌汁。サツマイモの茎の優しい煮物。ご馳走様です。
午後は、田所忠弘先生による「ハチミツの科学を楽しむ」でした。甘いという感覚を理解し、成分内容を知った上で、ハチミツを大いに楽しんでみましょう。
採れたての日本ミツバチのハチミツと、「みかん」と「小金井市の桜」のハチミツを官能試験しました。圧倒的に採れたてハチミツが人気でした。
午後は少し晴れ間になってきた西富岡の畑に移動。
今回、講座実験圃場を準備しました。
実験圃場は4堆肥区分(牛、豚、鶏、無 )?? 3肥料区分(化成、有機、無)の12区分です。
肥料の割合は N(窒素)を基準とし、10ar(アール)当たり1?として、1?あたり 8gを使用しています。
有機肥料のN(窒素):P(リン酸):K(カリウム)の比率は6:6:6。化成肥料は8:8:8を使用しました。
実験圃場に、受講生が小松菜の種を丁寧に蒔きました。
西富岡の広い畑で今期受講生の畑仕事のスタートです。
橋脚の上に道路が通る日も近くなりました。畑からの景観が違って行くことでしょう。
受講生へのお土産は、かつての先輩受講生がこの畑で育てた野菜類。次回は大きめのリュックでいらしてください。
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