2/10(月)は雨岳ガイドの会の研修会にて伊豆韮山付近の史跡の勉強をしてきました。「かんなみ仏の里美術館」「願成就院」では平安中期から鎌倉時代までの仏像に出会い、「日向薬師」の宝殿の仏像と合わせ「慶派仏師」の力量とその歴史を感じ取ることができました。また「蛭ケ小島」では源頼朝と北条政子の出会いの記念像を見学、鎌倉幕府と慶派仏師の巨匠運慶の活動の原点がこの地にあることを実感。仏の里美術館と江川邸では説明員の素晴らしい解説にも触れ、案内員の私たちにとっては、こちらの方も良い勉強になりました。本研修を立案下さった諏訪間顧問に感謝です。
▼「かんなみ仏の里美術館」の見学を終え、運慶の仏像に会いに伊豆韮山の「願成就院」
に向かう「雨岳ガイドの会」の研修員の私たちです。
▼北条の里にある「願成就院」本堂では運慶作の国宝5躰と初対面、鎌倉幕府との 結びつきを実感しました。「日向薬師」宝殿の慶派の仏像群と合わせ、鎌倉仏像 が戦火を逃れ、この地と日向の山中にあることに思いを馳せています。▼鎌倉幕府の礎はこの地から。このお二人は「日向薬師」に参詣されてます。 日向薬師の「宝殿」には慶派の仏像(重文)が。強い繋がりを感じますね。▼伊勢原の水争いの古文書に決済署名がなされている代官「江川太郎左衛門」の 屋敷の夕映え風景です。江戸時代後期の幕臣で伊豆韮山代官。反射炉を築き、 日本に西洋砲術を普及させた。地方一代官であったが海防の建言を行い、 勘定吟味役まで異例の昇進を重ね、幕閣入を果たしました。▼お台場の砲台建設の総指揮を執った江川太郎左衛門英龍の家の土間には、日本で初めてのパン焼き機が。今週末2/15(土)は「日向薬師」を訪れるます。私たちと共に歩きませんか!続きを隠す<<