平成27年12月5日 いいお天気に恵まれました。農大カレッジ講座「大山の麓で環境と共生した栽培と食を学ぶ」最終回となりました。
神奈川県の在来品種「津久井大豆」を使って、午前中は農大醸造科学科の東先生より味噌つくりの講座と実習をしました。
午後は来期に向けて畑の整備をし、本講座全行程終了となりました。その後、オプションとしてご近所の農大卒業生の柿畑より柿を頂戴しお土産になりました。又、自然の会漬物班のベッタラ漬の本仕込や沢庵用の練馬大根の縄縛りをしました。
1班10人体制で4班構成。1.2Kgの津久井大豆を各班に用意。前日から良く洗って水に浸しておきます。
大豆はすすぎの最初の水は泡だらけになり、少なくとも5回以上水を替え透明になるまで洗浄し3倍溶の水に一晩浸けておきます。

豆がやわらかくなるまで煮沸します。5時間位が必要でした。
朝6時から山口夫妻のお手を煩わせてしまいました。
焦がさないよう、鍋の様子を見つつ熱湯水を足しながら煮詰めてゆきます。

味噌造り名人の東先生

種水の調整/食塩水に種菌(微生物:乳酸菌・酵母)を入れ縣濁しました。

厚めのビニール袋に大豆を入れて手で軽くでつぶします。

食塩を入れ、麹を混合、種水(種菌を含む食塩水)を投入。

耳たぶくらいの柔らかさになりました。

10等分に分けます。(おひとり分500gの味噌)
自宅に持ち帰った味噌は、リビングなど目に着くところに置いて、天地返し・きり返し(袋を1分間揉む)をします。
東先生の味噌仕込は、『触れて、視て、愉しむ味噌つくり』です。

雨岳ランチは、山口智子さんの特製「呉汁(擦った大豆の味噌仕立て汁)、大豆ハンバーグのあんかけ」絶品!!でした。
いつもご馳走様でございます。受講生には最終の雨岳ランチとなりました。

午後、西富岡で、最終作物の収穫、畑の整備で全行程終了しました。御疲れ様でした!
又お目にかかる時を楽しみにしています。

受講生13名、講師サポーター16名 合計29名
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