日誌


2020/07/05

200702 山口家での「大山事件」の講演の模様です。

Tweet ThisSend to Facebook | by:stuff-D

本日7/2(土)の午後は余り皆様の目に触れられていない終戦直後の「大山事件」についての講演会が山口家にて開催されました。きっかけは「雨岳ガイドの会」活動の一環として、「いせはらタイム」紙の前田様から頂きました資料 『大山さんと共に100年・相模の村村』 白鳥宏著の中の記事 「大山阿夫利神社と神道指令」 をガイドの会の横山が要約しました。要約の筋は、「終戦の年の11月に、阿夫利神社のご好意によって場所を借りて開催された児童の書画展覧会がアメリカ占領政策の神道指令に違反するものとして訴えられたが、阿夫利神社の目黒宮司や、事件の弁護を担当された弁護士の筋の通った弁論要旨により、最終的に無罪を勝ち取った事件です。」 この横山の要約を読まれた(元)伊勢原市教育委員会・教育長であり、当財団・雨岳文庫の評議員の長田尚夫様が、親族の関わった事件でもあるとのことで、前田様とガイドの会の顧問の諏訪間様のアレンジで講演会に至ったものです。

ご講演をされた長田様は、本件のきっかけとなった阿夫利神社・目黒様の取った行動は、「終戦直後の混沌とした時代に人心の転換を図ろうとした考え方は高貴なもので、良い子供たちは良い風土からしか育たない。」 との言葉でご講演を結ばれました。

講演のベースとされた資料は、ご親族の原田徳夫様の著された 『父の大山阿夫利神社と神童指令』 です。ここでは写真のみの掲載になりますので、本件のご説明が長くなりましたことをお許し下さい。









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