令和元年5月24日金曜日、日本ビオトーク協会さんは「ホタルの水路作り研修会」を企画・運営しています。雨岳自然の会ではこの研修会に今年初めより参加して、今回は1年に一度、ホタルの光を見ることができるかもしれない待望の夜のホタルの生息調査の日です。
集合場所は、東京農大伊勢原農場で、夕方5時集合。まだまだ空は明るく暮れるまでの時間は期待感でいっぱいです。
それぞれ、ホタルの光を期待して、懐中電灯に赤いセロハンを貼って出会える気満々です。
(ホタルは赤いセロハンを通した光は見えないそうで、ホタルを驚かせない効果があるということでした。)
日が暮れるまで、たっぷり2時間ありましたので、農場の中を色々見せていただきました。道路脇には花々が咲き乱れていました。暗くなりかけたところで、吉羽先生による水稲の生育の仕方に付いて、レクチャーがありました。ご存知の方には当たり前のことでしょうが、野菜類は連作を避けることで収量を確保しますが、水稲は毎年同じ田んぼで稲作ができのは、これは水を入れることで養分が田んぼに補給されたり、過剰な成分や有害な成分を流し出したり、雑草の発生を抑えてくれたりするためだそうです。同じ田んぼに何代にも渡り、水を張って米つくりができるってすごいことなんですね。暗くなったところで、日本ビオトーク協会 会長櫻井氏より本日の行程についての説明。写真左は蛍の卵を確保する手作り産卵箱です。いざ、期待感を膨らませて田んぼの横の水路や、栗田川の流れ横等を探しに探しまくりました。結果、川岸にポワァ〜と1匹の蛍の光を全員で見ることができました! 満足でした。参加人数 雨岳自然の会会員12名続きを隠す<<